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ドイツ軍潜水艦U-571を奪取して暗号機を確保せよ!潜水艦アクション映画「 U-571 」

2016年10月15日 (土) - 12:14:43 (JST) 戦争映画
この記事は約 4 分で読めます。

ターミネーター3で監督、ハンコックで製作総指揮を勤めたジョナサン・モストウのメジャー製作の2作目です。なんといっても、撮影のために潜水可能なU-ボートのレプリカを製作し撮影しています。悪天候下、荒波の中で海面にU-ボートが浮上するシーンや、駆逐艦と1対1の戦闘などは、CGでは得ることの出来ない迫力の映像に仕上がっています。

Uボート内部のセットも本物のUボートの図面を元に製作し配管や配線までも忠実に再現されており、資料的価値も高く評価されました。 Uボートのクルーを演じた役者たちは、ドイツ系アメリカ人でかつ、ドイツ語が堪能な人が選ばれ、冒頭7分間のUボート艦内シーンは、雰囲気満点に仕上がりました。

映画とは無関係ですが、実際にU-571は存在していました。1941年就役、合計8回の出撃し、アイルランド沖で撃沈されるまでアメリカ東海岸、メキシコ湾、西アフリカを転戦し多くの戦果をあげました。

U-571のあらすじ

潜水艦の代名詞にまでになったドイツ海軍のU-BOAT。第2次世界大戦では、ドーバー海峡はモチロン北はアイルランド、南はインド洋、アフリカ沖までを戦闘海域とし、敵国アメリカ沿岸海域まで出撃、マイアミ、フロリダで莫大な戦果(2週間で20万㌧の船舶を撃沈、バウケンシュラーク作戦と呼ばれる。)をあげたのだった。

U-ボートの戦果には秘密があった。”エニグマ”である。一見ただのタイプライターのようだが、平文を”エニグマ”で打つと暗号文になり、相手がその暗号文を”エニグマ”で打つと平文として出力されるのだ。暗号を解読すれば、Uボートに一矢報いることが出来ると考えた連合軍は、エニグマを入手する必要があったのだ。

1942年4月北大西洋にUボートU-571がエンジントラブルで停泊している情報を得た米海軍は、驚くべき作戦を立案した。米海軍の潜水艦”S-33”をUボートに偽装してU-571に近づき、艦内に突入してエニグマを奪取したのち、U-571を自沈させるというもの。

エニグマを奪取するまではうまく事が運んだのだが、U-571を救助にやってきたドイツ軍Uボートに発見され、偽装したS-33はあっけなく撃沈されてしまう。残された米兵たちはエンジンにトラブルを抱えたU-571を乗っ取り、”海の狼”と呼ばれたUボートに立ち向かうのだった。

目で見えない敵との戦闘をスリリングの描いた戦争映画「 U-571 」

私は”戦闘機モノ”が大好きでかなりの数の映画を見ています。今回”潜水艦モノ”をほぼ初めて観たのですが、戦闘機モノと明らかに違う戦闘シーンに驚きました。戦闘機モノの、ヒリヒリするようなスピード感が大好きです。自機が有利な位置につけるために旋回を繰り返し、照準器に敵機が見えた瞬間引き金を絞るように撃つ。鈍重な爆撃機でさえ銃座から敵機を狙い撃つシーンはスピード感があります。

本作U-571では、敵が目視出来ない状況下の戦闘です。レーダーのように、電気的に”見える”のではなくソナーで”聴いて”索敵します。魚雷のスピード感も、ミサイルと明らかに異質です。魚雷が発射されてから命中するまでに下手に時間があるために、舵を切ってかわすことが可能ですが、とり舵か?おも舵か?そのままか?と判断し魚雷を待ちます。ヒリヒリするようなスピード感はありませんが、胃をわしつかみされたような”重い”恐怖感を感じます。

駆逐艦との戦闘では、駆逐艦が機雷を使いU-517を攻撃するのですが、こちらもUボートが海面下◯◯mにいるらしいとあたりを付けて機雷を落とします。U-517も撃沈されたフリをするために、オイルやゴミを魚雷発射管から射出して撹乱させます。ここまでくると、相手の手の内の読みあいになり心理戦になってきます。明かに戦闘機と時間軸が異質な戦闘です。

さらに本作では米兵がU-ボートを操船するために、言葉の壁を乗り越える必要がありました。S-33のベテランクルーたちがドイツ語表記の機器をわずかなドイツ語の知識とカンで操作するシーンも手に汗を握ります。

潜水艦映画が未経験の人にはお勧めです。未体験の戦闘をご覧下さい。

映画のタイトル(原題) U-571
オリジナルタイトル:U-571
監  督 ジョナサン・モストウ
出  演 マシュー・マコノヒー ビル・パクストン ジョン・ボン・ジョヴィ
製作・配給会社 ユニバーサル・ピクチャーズ
公式サイト 公式ウェブサイトの情報は見つかりませんでした。
公 開 日 2000年9月9日
上映時間 116分
著作権情報 すべての映像及び画像の著作権はすべて著作者に帰属します。
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執筆者:webmaster さん

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