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日米オールスター・キャストで製作された戦争映画の超大作!日米合作映画「トラ!トラ!トラ!」

2016年01月27日 (水) - 12:23:42 (JST) 戦争映画
この記事は約 4 分で読めます。

太平洋戦争の初期、日米交渉は決裂、遂に戦争へと突入することになる。 そして、1941年(昭和16年)12月8日の未明、日本軍による真珠湾攻 撃がはじまる。 映画はその全容を、日米合作オールスター・キャストで製作された超大作で、総費用3300万ドル(120億円)という巨額を投じて再現し た真珠湾攻撃の模様は、まさに圧倒的そのもの。

この映画は、1970年にアメリカが20世紀フォックスが社運をかけて公開したとも言われ、日米合作の一大戦争スペクタクル映画です。

ところが、米国が日本軍に完全に蹂躙され完敗に終わる真珠湾攻撃は、アメリカ人には受け入れ難くアメリカ本国では大いに評判が悪くて、大コケしてしまったという。

しかし、名画は永遠なりで時代を超えて生き延びるもので、再び真珠湾攻撃が映画に取り上げられた2001年に制作された米国映画・「パール・ハーバー」の、そのあまりの駄作ぶりに同じテーマを扱ったこの作品が再び脚光を浴びることになるのです。

「トラ!トラ!トラ!」は、やはり戦争映画史に残る名作のひとつではないだろうか。

トラ!トラ!トラ!のあらすじ

1939年頃の戦時下、日本ではアメリカの経済封鎖に対抗するため、東条英機(内田朝雄)がアメリ カへの攻撃を近衛首相に進言することになる。 それから1年半も過ぎた1941年1月、首都・ワシントンにおいての米国海軍情報部は、日本の暗号無電を解 読し、日本がアメリカを攻撃しようとしていることを察知することになる。 そレを知ったルーズベルト大統領は、キンメル提督(マーチン・バルサム)をハワ イの太平洋艦隊司令長官に任命した。

そのころ日本では、連合艦隊司令長官に任命された山本五十六(山村聡)を中心に、真珠湾攻撃に向けて作戦の検討が始められていた。

一方では、日本の外務省では野村駐米大使(島田正吾)が米国のハル国務長官と戦争を避ける為の協議を積み重ねていたが、米国海軍の強硬な意見により、日本側の出した案は受け入れられないことを表明する。

やがて両国間の長期にわたる貿易などの通商条約は破棄され、米国領・ハワイは非常時態勢下に置かれることになる。

こ のような緊迫した状況下でも、本国と隔絶されていたハワイは完全に防備を怠り、油断しきっていた。 そして遂に、1941年12月2日未明、戦端は切って 落とされたのである。 日本海軍のハワイへ向けて進航中の機動部隊である南雲司令官(東野英次郎)は、山本長官から「ニイタカヤマノボレ」の暗号文を電受 する。

12月7日、ついに淵田少佐を隊長とする爆撃隊が、空母・赤城、加賀などの船団から真珠湾に向けて飛び立ってゆく。

 

トラ!トラ!トラ!のみどころ

戦争映画「トラ!トラ!トラ!」は日米合作映画で、日本側の場面は日本人が、勿論、アメリカ側の場面はアメリカ人が制作し、それを一つにまとめるという手法がこの映画は制作されている作品です。

か つては、戦火を交えた2ヶ国が、敵同士で戦った戦争をテーマで戦争映画を作り上げるという事自体が、非常に珍しい事だといえる。 どちか一方に表現が偏る 事なく、日米双方の開戦前後の動きを、淡々とドキュメンタリータッチで作り上げ、戦争映画でありながら、ドクメンタリーを見ている錯覚に陥る。

ト ラ!トラ!トラ!のクライマックスは、やはりなんと言っても日本軍による真珠湾攻撃の迫力あるシーンだ。朝焼けの薄明の空に、空母「赤城」から零戦が飛び 立つ姿の荘厳な美しさは、一見する価値は十分にあるだろう。 なぜなら、この日本軍による奇襲攻撃のシーンでは、登場する航空機の全てが実際の戦闘機を使 用した「本物の特撮」である。 CG映像を多用する現在の映画では、到底真似をする事ができない作品だ。多くの人にとっては、「本物の航空機を使用した特 撮」は新鮮な映像に感じてもらえるはずだ。

トラ!トラ!トラ!

 

後半までのストーリー展開は、日本軍の用意周到に作戦準備を進めてゆく姿と、日本軍の脅威に備えなければならないが、脅威を無視するアメリカ軍上層部の対応に終始する姿が描かれており、史実通りに真珠湾は日本軍の奇襲攻撃を受ける事になる。

奇襲攻撃を実行する飛行隊隊長の淵田少佐を演じた「田村高廣」、それに、山本五十六を演じた「山村聡」が迫真の演技で熱演し、当時の資料映像を見ているような錯覚に陥るのも、この戦争映画「トラ!トラ!トラ!」の魅力のひとつだ。

映画のタイトル(原題) トラ!トラ!トラ!
オリジナルタイトル:TORA!TORA!TORA!
監  督 リチャード・フライシャー、 舛田利雄、深作欣二 脚本:ラリー・フォレスター、 小国秀男、菊島隆三
出  演 米国側出演者:マーチン・バルサム、ジョセフ・コットン、E.G.マーシャル|日本側出演者:山村聡、田村高廣、東野英次郎
製作・配給会社 20世紀フォックス
公式サイト なし
公 開 日 1970年
上映時間 145分
著作権情報 すべての映像及び画像の著作権はすべて著作者に帰属します。
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執筆者:webmaster さん

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